今回の話。ウーバーイーツ版『羅生門』です。

 そのいつもだったらってのが落とし穴でした。

 話の切り口が決まらないとまったくもって書き始めれないのが、いつも困りもんです。

 ですが、もうそんなことですら文章にしていくと決めました。

 不必要なことも色々書きますが、如何せん自分ブログなので、ご了承いただきたい。

 さーて、あまりにもトリッキーな出来事がありまして、小説家でもない限り文章にするのは難しいかもしれません。
 なので、今回の記事を読んでて不快に思いましたら、読むのをやめてNET FILIXでも観てください。

 まず。

 2019年11月2日土曜日に起こったインシデント。
 いわゆる事件ですが、ウーバーイーツ配達員の仕事で気をつけた方がいいことをまず書きます。

 一つは?
 ・建物の外でお客さんとあったら、お名前と商品番号を確かめます。
 そんなの当たり前じゃん! と思った方は優秀です。
 気にせずNET FILIXを観に行ってください。

 もう一つ。
 ・情報が錯乱したらその場その時にウーバーサポートセンターに連絡をして確かめる。
 そんな手間かけてる時間なんてないと思う方はぜひ僕の記事を読んでくださいね。

 楽しみましょう。

 たくやオンラインです。

 この日はとにかくはかどらない日でした。

 仕事が全然前に進んでいかないのです。

 夕方からとはいえ8時間はあったはずなのにたったの13件しか配達できませんでした。
 いつもなら8時間もあれば20件、土曜日なのでプラスアルファもあったはずです。
 
 そのいつもだったらってのが落とし穴でした。

 Twitterはそういったバロメーターにもなります。便利です。

 とにかくこの日は土曜日です。

 いつもなら、自宅でオンラインしたらほんの数秒で注文がなって、急いで商品のピックアップに向かうのですが、一向になりません。

 はて?
 暇なのかな?
 そう、暇でした。
 Twitterを見てても結構配達員のみなさん干される時間がちらほらあるようでした。

 ウーバーイーツ配達員のTwitterのそこはわかりやすいです。
 暇になると呟いて忙しくなると「いいね」もまったくつきません。
 暇な時間になると途端に「いいね」がたくさんつき始め、みなさんつぶやき始めます。

 なのでTwitterはそういったバロメーターにもなります。便利です。

ブログ<UberEats配達員たくやオンライン>用の画像です。

 ただでさえ背中かから時間に追われてますからね。

 この日は名古屋高速も工事中か何かで止まっていたり、そこら中でいイベントやお祭りが開かれていて、街は大変賑やかですが、車道も歩道も自転車にとっては大変走りにく状況でした。
 こんな日は、みんなピリピリしているんです。
 そんな状況にもめげず頑張って配達業に勤しみました。

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 いつものことですが、土日の大須は激混みです。
 人だらけで、みんなフラフラおもいおもいに歩くし、並んで歩くカップルも多い、道は自ずとふさがります。

 自転車はまず走れないのでどこからしか抜けないと表通りの店でもたどり着くのに必死だったりします。

 バーガーキングは赤門の側で大津通り沿い。
 メインストリートです。
 当然人だらけ、自転車が走るスペースはかなり限られています。
 自転車を押して歩くのもいいですが、そんなことしていられないのも事実です。
 ただでさえ背中かから時間に追われてますからね。

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 新しい宅配の形ですね。

 最近このチョップドサラダの注文が目立ってきています。

 今日は熱田のアオキーズが窓口になっているチョップドサラダです。

 宅配業の面白いところで、このように一つのお店がいろんなコンセプトの料理を作っていることが多々あります。

 ここは有名店ですが、個人店は一つのキッチンで30店舗くらいのメニューをこなしていたりもします。

 新しい宅配の形ですね。
 個人的にはそのうちなくなる気がしますが、さておき。

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 熱田区から瑞穂までの配送。

 地図には一直線の道で表示されますが、結構落とし穴が炸裂していまして、大通り渡れない、線路渡れないの連続です。

 土地勘がある人は大丈夫なのでしょうが、僕には熱田区と瑞穂区はまだまだ難しいです。

 瑞穂区の一部は11月1日から加わった新しいウーバーイーツエリアで、当然まだお客様は不慣れです。
 当然配達員も不慣れ、色々勃発する予感がたまらないですね。

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 「RASHOUMON!!!」と叫ぶそうです(武田鉄矢さんが言ってました)。

 さて。

 ここで事件が発生!!!!

 こんなにドタバタしたのは久しぶりです。

 18時40分ころ圦中の吉野家にピックアップ。
 吉野家なのでもちろん牛丼です。
 ここでそのメニューが大切になってくるので、説明します。

 ・注文A:牛丼+チーズトッピング(ゆえに一つの丼です)

 ・注文B:牛丼とチーズ入り牛丼(ゆえに二つの丼です)

 この二つのメニューを受け取り袋にも番号を書いてもらい、なんの問題もなく一軒目。

 しかも住所も近いので次にもそんなに支障なく間に合いそうだとたかをくくっておりました。

 いつもなら問題は無いのです。

 そのマンションにたどり着くと、マンションの前で金髪の男性が一人立って、こちらに向かって会釈をしていたので、僕は「お客様がおりてきてくださった」そう思ったのです。

 と、言うか思ってしまったのがいけない。
 寧ろ普通そう思ってもおかしくないシチュエーションでしょう?
 今までそうだったし。

 そのお客様は僕が自転車から降りるや否やまくしたてます。
 「これ配送料無料なんですよね?安くなってくないですか??」

 なんだよ、いきなり怒りモードできやがって、くらいに思いつつも。

 「と言いますと?」くらいの雰囲気に変えて、話を進めます。すると。
 「これなんですけど」とアプリを見せてくるので、憶測で答えてみました。
 「僕もこれ知らなかったんでよくわからないですが、多分クーポンコードを打ち込まないと安くならないんだと思います。どうしましょう?サポートに・・・」あたりで。

 「あもうめんどくさいんでいいです。いくらですか?」怒るか普通? でもまぁそうか。
 「すいません1320円です」
 「じゃあ、5千円札と20円で」ややこしいな? と思いましたが。
 「では3000円と700円です。ありがとうございます。ではこちらですね」とAの商品を渡したら。

 「え?2つですよ」
 「へ? いやこれだけしかもらってないなぁ」と商品のデータを確かめようとアプリをのぞいたら、どこか触ってしまっていたらしく次の配達の画面になってしまっていました。

 と言うことは注文データがわからないと言うことになります。

 「あ? どうしよ。ちょっとサポートに電話しますね」とイライラしているお客様を横目に電話をしていると、お客さまに電話がかかってきました。

 するとその電話番号は050から始まる番号で、配達員からでした。

 この時話の食い違いがわかりました。
 このお客様は僕のお客様ではなかったのです。

 他の配達員が道に迷って持ってこれないのをイライラして待っていたところに僕が現れて、お互い勘違いのまま話がぐちゃぐちゃになったのでした。

 お金のやり取りをもう一度やり直し、降り出しに戻ります。

 いや!

 振り出しではありません。
 マイナスです。

 何故ならばお客様データが手元にないのです。

 このわけのわからない金髪野郎をどうにかしてやりたい気持ちは他所にして、そんなことよりも、すぐさまウーバーサポートに連絡をして、このぐちゃぐちゃを解いて、本当のお客様に届けないといけない。

 一呼吸置いてウーバーサポートに連絡。

 このぐちゃぐちゃの話を最初からサポートに説明し始めた時に、気持ちが伝わったのか、真のお客さまがおりてきてくれました。

 「助かった〜〜〜」自然に声がでました。ですが、何も助かっていません。チェーンリアクション連鎖反応は止まらないのです。

 ウーバーサポートに話した、ことの顛末をまたもや、真んのお客様に説明し、わかってもらい、これバッドは防げると安心しきって、お客様に商品を渡しました。

 渡した商品はこちらです。

 ・注文A:牛丼+チーズトッピング(ゆえに一つの丼です

 すると、お客様は「二つですよ?」と言うので、「いや〜、一つなんですけど? ご注文の品はなんですか?」

 「牛丼とチーズ入り牛丼」と言うので、単純にあ! お店が間違えんだ! と思いました。

 ・注文B:牛丼とチーズ入り牛丼(ゆえに二つの丼です)が、Aだったんだと思いこみ、これをお客様にわたしました。

 と言うかわたしてしまいました。

 そして、お客様はすでにマンションへ入って行きましたので、もう連絡は取れません。

 何故わたしてしまった。

 と言う言い方をするかと言うと、次のお客様の注文データを見たら。

 ・注文B:牛丼とチーズ入り牛丼(ゆえに二つの丼です

 だったからです。手元には丼が一つの注文Aの商品しかありません。

 もう謎が謎を読んで、これはもう羅生門です。ニューヨーカーたちはごちゃごちゃにこんがらがった話を聞いた時には「RASHOUMON!!!」と叫ぶそうです(武田鉄矢さんが言ってました)。

 とにかくまたもやウーバーサポートに連絡。
 今まで起きた話を事細かく説明しました。
 本当にウーバーサポートは素晴らしい。

 すると、先ほどの僕が真のお客様の注文は。
 ・注文A:牛丼+チーズトッピング(ゆえに一つの丼です)
 であっていた。そうで。

 この真のお客様も注文の時に間違えていたのです。本人は二つと思っていますが、一つとトッピングだったのです。

  牛丼とチーズ入り牛丼(ゆえに二つの丼です)を注文したつもりで、牛丼+チーズトッピング(ゆえに一つの丼です)を注文していたのです。

 もう、わからん!!

 ええ、誰もがそう思うでしょう?

 ゆえに今、僕ができることは、ウーバーサポートにすがる事だけ。

 この後の流れは割と簡単で、サポートから次の配送のお客様に取り違えがあったことを説明し、キャンセルをしてもらって、あたらしく注文してもらう。

 僕の元に残った牛丼は僕が責任を持って廃棄する。要するに僕が食べると言うことです。

 このトリップにうんざりしたので、すぐそばの川原公園で、牛丼を食べることにしました。
 ベンチに座って袋を開けてまだ暖かい牛丼の蓋を開け食べようとしたら。

 あ、箸がない。

 もうええわ。

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 川原公園から離れてオンラインにしたらすぐに注文が鳴ったので、ピックアップをしに行きました。
 またもや吉野家圦中店。
 「なんかやだな」と思いながらも、あ箸もらおう。と思って、ポジティヴシンキングしました。

 そしてなんの暗示かまたダブルピックアップ同じシチュエーション。

 でも、この配達はスムーズにすみ、また先ほどの件でもバッドの評価はつかなかったので、うまいことこなせた。と思っていました。
 
 実はウーバーイーツでこのところエコなのかなんなのか、箸やスプーンをつけるかつけないかを選べるようになり、大体のお客様はこれがなんのことかわからずにそのバナーをタップしてしまい、箸もスプーンもなしでどうやって食べるんだと騒ぎ始めると言うことが問題として思っています。

 その辺のことを吉野家の従業員に伝え箸を一膳せしめてきました(笑)。

 でも、使うことはなかったので、僕が廃棄の牛丼を食べる時に責任を持って使わさせていただきましたとさ(笑)。

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 鶴舞公園に移動し牛丼を食べ、まだ気持ちが落ち着かなかったので、リセットするためにガストに甘いものとコーヒーをいただくことにしました。

 この日はやけに疲れます。
 そして、まだまだ事件は続くのです。

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 お店に言われて配達員がお客様に連絡をとる必要は無い。

 近頃のラーメンのメニューは複雑で僕には何が何だかわかりません。

 金山55にたどり着くと中から店員さんが来て、あーだこーだ。
 説明したくてもわからない。
 あーだこーだ。
 言うんです。

 とにかく簡潔に言うと、この注文通りにやろうとすると値上げをしないといけないので、注文のことをお客様に連絡をとって変更ないしは値上げの承諾をしてもらえないか?

 と言うのです。

 が!

 お客様に連絡をとると言うことは、アプリを配達開始にしないといけない。
 アプリを配達開始にすると言うことは商品を受け取らないといけない。
 と言うことは商品の変更をした後でないといけない。

 要はお店のミスなので、お店がウーバーサポートに連絡をして問題を解決するのが本筋。

 僕はそのことを柔らかく伝え、わかってもらうことに。

 ですがこの日は土曜日の繁盛している時間帯、サポートはなかなかつながらない。

 なので、お客様には許可を取らずお店が値段を改定し商品を変更して、お届けすることになりました。
 僕は配達員としてそのことをお客様に伝え商品を渡すのが仕事です。

 そして、お客様の元へ行くと住所に誤りがあったので、すぐさま調べ、なんとかたどり着きました。

 お客様に住所の誤りがあったので、直してもらえると次回もっと早くたどり着けますと言うことを伝え、そして商品の変更値上げのことを伝えました。
 ごくごく丁寧に。

 なのにだ!!

 バッド着けやがった!
 超腹たつ!!!

 抗議しに行こうかと思いましたが、とにかくそんなことより、何が正解なのか?
 確かめたく、一度サポートに電話しました。

 聞いた内容は、今回のような店でのトラブルが起こった場合、確かに配達員が連絡した方がことは早く済むのですが、逆にここから新しいトラブルに繋がった場合責任がこちらに飛び火することもあります。
 そんなリスクは持つ必要がないとうので、今回のトラブル、店で起こったトラブルはお店がウーバーサポートに連絡をすることが正解か否か?

 それを確かめるためにウーバーサポートに連絡しました。

 すると、僕がとった行動で間違い無いそうです。

 お店に言われて配達員がお客様に連絡をとる必要は無い。

 そう言うことです。

ブログ<UberEats配達員たくやオンライン>用の画像です。
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 本当に時間のかかる問題ばっかりで捗らない日でした。
 極め付け最後の配達が名古屋駅超え5キロの場所でした。
 本数が少なかったので、今回は行くことにしました。

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 なんか大変な日でしたが、最後のお客様が「遠いところこんなに遅い時間にありがとうございます」とドリンクをくれ深々と頭を下げました。

 「いやいや、そんなん、ありがとうございます!!」
 めっちゃ良い子やん。
 惚れてまうやろ!

 いや、惚れました。

 この気持ちをずーっと噛み締めながら帰りの5キロを自転車で漕いで帰りました。

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 もうまとめるのもめんどくさい。今回は一言。

 ・何か問題が起こった地点でウーバーサポートに連絡しましょう!

 あ、それと、最後のお客様に感謝!

 以上!

 あなたに感謝をしています。ありがとうございます。

 このブログ記事を最後まで読んでいただいてありがとうございます。楽しんでもらえたらこれ幸いです。
 もし何かあればコメントを書いてくださるとありがたいです。
 これからも沢山記事を書いていきますので、どうぞ心の友達の一人に入れてやってください。
 よろしくお願いいたします。

 共に頑張りましょう。by たくやオンライン


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